サービスのネーミング

社名やサイトのドメインを単語の組み合わせではなく、語感で選ぶことが多くなった気がする。空いているドメインを探してから、社名をサービス名にするというのが増えたのだろうか。先日オープンしたザッシー(http://zasee.com/)などは、この流行の最先端かもしれない。zasseなど、ドメインを見ただけでは、なんのことかさっぱり分からない。サービス内容を知らない人が見てもイメージすることすらできないだろう。知っている人だけトクをする。そんな感覚なのだろうか。

さて、ネットサービスの場合、特にドメインは重要だ。これらの現象はドメイン名の枯渇が原因とも考えられる。この問題の解決方法として、「.biz」とか「.mobi」なんてトップドメインがあるが、このような新しいトップドメインは嫌われることが多い。一般人に好まれるのは、今でも「.com」や「.net」なのだ。一歩譲っても「.jp」が限界だ。

ちょっとマニアな方々には「.cc」や「.tv」がオススメだが、素人相手には通用しない。客先にそんなのをオススメした日にゃ「この詐欺師め!!!」と罵倒されることうけあいだ。数ヶ月前だったか、ドメインの先頭部分が「www.」になってないことを筆頭の理由に、「知識の無い前任者を騙しやがって金返せコノヤロウ!俺はインターネットに詳しいんだ、騙されないぞ!」と、電話越しに1時間以上にわたって罵倒された。

つまり素人目には「www.hogehoge.com」が正しいのであって、短いほうがいいだろうという安易な考えで付けてあげた、「hogehoge.bz」なんてのは問題外。許されないのである。

ところで、話題は変わるが1年くらい前に社名を変更したe-まちタウン株式会社はイケてないと思うがどうだろう。正直このセンスには付いていけない。