専門用語を避ける

これらの用語を使うと「難しい言葉を並べて素人を騙そうとしているのか」と客がキレることがあるので注意。

落とす、フリー、割れ物、オープンソース
このあたりのキーワードはまず使わないかな。余計な知識を与えると何するかわからないから迂闊に使うと危険。ソフト=無料という知識を与えると後々の価格交渉にも影響がある。

インスコ、アンスコ
俗称っぽいものは避ける。

デフォルト
デフォルトは不渡り→倒産と勘違いされるので危険。

クライアント
顧客・代理人・営業マン・何でも屋と業種によって色々な解釈をされるのでクライアントサーバーというキーワードが通じない人には使わない。普通にパソコンでいい。

サーバー
パソコンの管理人が使っている凄そうなパソコンで通じたりする。

PC
これもパソコン。

検索エンジン
検索させるにはヤフーと言って分からなかったら、いつも見ているホームページを開いてもらう。ほとんどはヤフーかプロバイダのサイトが開くようになっている。

IE
素直にインターネットを動かしてくださいと言ったほうがいい。

エクスプローラ
インターネットエクスプローラーと間違えられる。デスクトップからマイコンピュータを開いてもらうほうがいい。

モデム、LAN、UTP、ONU
LANケーブルは通じることもあるが、ONUなどは無謀。電話線が繋がっているお弁当箱のようなものと言えば通じる。

リビジョン、リリースノート
通じる可能性ゼロ。そもそもリリースノートをCDから探し出せというほうが無茶。それ以前にリリースノートという文化も理解されてない。

ドキュメント、マニュアル
マニュアルは辛うじて通じることもあるが、ドキュメントはまず理解されない。単純に説明書でいい。

OS
まず通じない。パソコンの種類を聞くと富士通ですとかソニーですとかノートパソコンですと普通に言われる。「お前は家の家電製品の型番を覚えているのか」という感覚だ。Windowsでも通じないことがある。エックスピーですかビスタですかと聞いて分からなかったら無理。